コミュニケーションについて、伝える側と受け取る側を考えたとき、伝えたい事が伝わるかどうかは、お互いの力量にかかってくるものです。
コミュニケーションの成果は、伝える側と受け取る側の双方で、50%ずつ担っているということです。
コミュニケーションは、伝える側と受け取る側の共同作業
コミュニケーションの場面で、双方の力量の合計を考えます。
合計100%のうち、伝える側が50%、受け取る側が50%を担っています。
」「図示」「
双方の力量の合計が、ある一定以上のとき、コミュニケーションが成り立ち、伝えたいことが正しく伝わります。
ある一定に満たないときには、コミュニケーションが成り立たず、伝えたいことが正しく伝わらないということです。
例えばここで、ある一定=70%とします。
双方の力量の合計が70%のとき、最低限のことは伝わります。
合計が100%ならば、寸分違わず、完璧に伝わります。
ここで言う力量とは、コミュニケーション能力に大きく関わるモノですが、そのときのコンディションによっても、変化すると考えてください。
このように考えた場合、伝える側、受け取る側、両方の力量を高めておく必要があります。
自分の力量が足りないとき
自分が伝える側の場合(自分が受け取る側の場合は、逆を考えてください)、自分の力量が20%未満、例えば15%だとしたら。
受け取る側の相手の力量は、最大50%です。
相手の力量が50%だとしても、自分が15%なら、合計は65%です。
これでは、合計70%未満なので、コミュニケーションミスが発生してしまいます。
なので、伝える側の自分としては、最低でも、力量を20%以上に高めておく必要があります。
相手の力量が足りないとき
逆に、受け取る側の相手の力量が20%未満、例えば15%だとしたら。
伝える側の自分の力量は、最大50%です。
自分の力量が50%だとしても、相手が15%なら、合計は65%です。
これでは、合計70%未満なので、コミュニケーションミスが発生してしまいます。
なので、相手の力量が20%未満で、コミュニケーションミスが発生してしまうのは、自分にはコントロールできない(工夫のしようがない)ということです。
この状態で、あれこれ手を打ったり、上手く伝わらないことを思い悩んだりしてしまうのは、エネルギーの無駄遣いということです。
もちろん、本当に相手の力量が20%未満なのか?
自分の力量に足りない部分がないのか?
ということは、適正に判断する必要があります。
まとめ
ここでは、便宜上、力量をパーセンテージで表しました。
そして、70%を境界値としました。
もちろん、これは便宜的に、説明のためにそうしただけのものです。
実際には、力量を数値化することはできません。
しかし、
- 自分の力量を高めておくことが大事
- 相手の力量が低すぎるときに、必要以上に思い悩む必要はない
ということは、間違いはないでしょう。
あなたは、あなたのコミュニケーションの力量を高めておくために、何をしますか?
」「
50-50の法則
自分と相手がいる
自分とある出来事がある
「何か面白いことないかなぁ」というのにも、同じようなことが言える。
自分の面白いことに関する感度の持ち点、50点と
物事の面白さの持ち点、50点で
合計70点以上で、面白く感じるとする。
どんなに自分の面白いことに関する感度を高めておいても、
面白い度合いが低い物事(10点)では、面白いと感じることはできない。
自分の感度が低ければ、どんなに面白いことが起きても、
それを感じることはできない。
「何か面白いことはいかなぁ」と思ったときには、
自分の面白感度が下がっていないかをチェックしてみると良い。
「幸せ」に関してもそうである。
自分の幸せ感度を上げておくと、ちょっとしたことでも幸せを感じられるようになる。
幸せ感度が下がっていると、なかなか幸せを感じることができなくなってしまう。
幸せな出来事の有無だけではなく、自分の幸せ感度も大きく影響するのである。
自己責任の意味は、自分の点数によって、結果を変えられるということでもある。
」「
関連記事
2021.04.13
他人は変えられない。自分は変えられる。
他人は変えられない。自分は変えられる。 以前誰かがシェアしていた記事。 コロナ禍の中、マスクをすることが常識...
2021.03.26
自己改善の重要性
4.5 「自己改善」の重要性 成功する人は、うまくいかないこと、満足できない状況を他者のせいにはしません。 ...
2021.03.22
環境を整える
刃を研げ(道具を整えろ)一日中、気を切っている木こりに、「のこぎりの刃を研いだら、もっと楽に...
2021.03.25
無駄に感情を動かさない
明日の天気を晴れにするにはどうしたら良いのだろうか? と思い悩んでいる人はいませんよね。 これはなぜでしょう...
2021.03.25
ニーバーの祈り
変えられるものを変える勇気を。変えられないものを受け入れる冷静さを。そして両者を識別する知恵を与えたまえ。「ニーバーの祈り」より ...
2021.04.01
「できないこと」と「できること」
夢や目標を達成しようとしたときに、やる必要のあることの中には、「自分にはできないこと」と「自分にできること」があります。 ...
2021.03.25
原因と結果の法則の注意点
原因と結果の法則が、成り立っている、成り立っていない、という論争を聞いたことがあります。 私は、成り立っていると考えている...
コメント