Aさんが○○で、クライアントが困っています。
でも、同じ状況に置かれても困らない人はいます。
要するに、Aさんが◯◯で困ってしまうのは、
クライアントの中に、そのことを問題だと受け取ってしまうタネがあるということ
なのです。
ここ、大事なので、繰り返しますね。
「Aさんが○○であることが問題」なのではなく、
「Aさんが○○であることを問題だと受け取っている=問題視している」クライアントが
いるだけということなのです。
これは、クライアントが「悪い」とか、「異常だ」とか、「間違っている」とか、
そういうことを言っているのではありません。
問題解決の糸口=問題視するタネが、クライアントの中にある、
ということを言っているだけなのです。
そのタネとは、クライアントの考え方のクセ、こだわりと言うこともできます。
過去のある時点、ある場面で、役に立った考え方を、今でも大事にしていて、
今目の前で起きているできごとに対しても適用しようとしている、ということです。
そのときと今とでは、状況も相手も違うにも関わらず、
そのときの考え方を適用しようとすることで、軋轢を生じてしまうのです。
ニュートラルな視点から、今の状況に適切な考え方を選択できるようになれば、
問題は問題ではなく(問題に見えなく)なるのです。
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