今回のテーマは、「受取力」です。
「与える」と「受け取る」が時空を超えてセットで起こる。
2021.04.15
「与える」と「受け取る」は、いつもセットで
↑で、「与える」ことと同じくらい、「受け取る」ことも大切だ、ということを書きました。 そして、上手...
2021.04.15
与える自分と受け取る自分
「与える」自分と「受け取る」自分が、同時に存在する場合とは? ↑の続きのお話です。 「与える」自分が...
↑で、「与える」と「受け取る」が同時に起きている、というパターンを紹介しました。
今回は、時間や空間を超えて、セットで起きるパターンについて、考えてみたいと思います。
今はまだ理解できなくても構いません。
このことを本当の意味で理解するには、相当の「受取力」が必要かと思います。
ここで言う「受取力」とは、「理解しようとする力」ということですね。
なぜなら、現代の科学で証明されていない部分も、あるからです。
ですので、このことが本当の意味で理解できると、あなたの人生は本当に、より豊かに、より幸せになることと思います。
ですから、はりきって説明しますね。
まずは、概念的なところからのお話です。
概念的解説
「情けは人のためならず」
という言葉を聞いたことがあると思います。
最近、この言葉の意味が取り違えられている、という話も聞きますので、念のため言葉の意味を説明しておきますと...。
- 誤解:
- 人に情けを掛けるのは、その人のためにならないからほどほどにしなさい。
- 正解:
- 人に情けを掛けるのは、その人のためというよりか、巡り巡って自分に戻ってくることだから、たくさんしなさい。
この言葉は、まさに時間と空間を越えて、「与えた」ことが自分に返ってくる =「受け取る」ことができるということを表わしています。
与えたそのときにその人から返ってくるのではなく、与えたときには返って来ないかもしれないけれど、あとでその人から返ってくる。
あるいは、あとで別の人から返ってくる。
ということを、昔の人は経験的に知っていたのですね。
では、もう一つ具体例を挙げてみます。
具体例
あなたがスポーツをしていたときに、転んで足を骨折したとしましょう。
「ついてないなぁ」と思ったり、「しばらく不自由するなぁ」と思ったりすることでしょう。
そして、入院治療しているときに、素敵な看護士さん(医師でも良いですね)と出会って、その後結婚しました。
結婚という幸せを受け取ったときに、足を骨折したことに対して良い意味を与えることができます。
骨折したそのときには、良い意味が与えられなかったとしても。
時間と空間を越えて「与える」と「受け取る」がセットになっている一つの例です。
すべてのパターンでセットになっている
時間と空間を越えて、セットになっているので、最初は、何と何がセットになっているのか?
本当にセットになるのか?
と分からない(信じられない)かもしれません。
しかし、さまざまなパターンのセットが存在します。
そして、今までにお話した「与える」と「受け取る」が必ずセットになっているパターン
- 「与える」人がいて、「受け取る」人がいる
- 「与える」自分がいて、「受け取る」自分がいる
- 時間と空間を越えて、「与える」と「受け取る」がセット
は、1つの出来事について、どれか一つのパターンが当てはまるだけではなくて、すべてのパターンが当てはまるということを付け加えておきます。
今日の問いかけ
あなたは、どんな「与える」と「受け取る」のセットを作り出していきますか?
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