第5章 ツボを探す。
体に触らせてもらえるようになったら、
つまり、心を開いてコミュニケーションが取れるようになったら、
次は、ツボを探しましょう。
この章では、ツボの探し方を学びたいと思います。
人によって、ツボは違うところにあります。
つまり、何を「快」と思い、何を「不快」と思うのかは、まちまちだということです。
例として、タバコを取り上げてみましょう。
ある人は、タバコを吸うとリラックスできるので、タバコを吸う。
この人にとって、リラックスできるというのは、「快」であり、
タバコを吸うことで「快」得られるので、タバコを吸うのです。
一方、別の人は、タバコの煙が臭いからタバコを吸わないのです。
この人にとって、「臭い」は「不快」であり、タバコを吸うことは「不快」だから、
「不快」を避けて、タバコを吸わないのです。
ここで、「タバコを吸う」という同じ行動が、
ある人には「快」で、ある人には「不快」というなのです。
ですから、あなたはお客様にとっての「快」「不快」が何なのかを探す必要があります。
その方法は「質問する」ことです。
次頁以降で、具体的な例を挙げながら学んでいきましょう。
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