「無理・ムリ・むり」って、できないの? やりたくないの?

今回のテーマは、「言葉」です。

「無理・ムリ・むり」という言葉

最近の若い人が、

「無理・ムリ・むり」

と言って、頼まれごとを拒否する場面を見たことがあります。

「最近の若い人」

だなんて、自分がおじさんになってしまったみたいで、あんまりこんな言い方はしたくはないのですが。

とはいえ、私はすでに十分立派な「おじさん」です(汗)。

言葉の意味から考えると、

「できない」

という意味に思えます。

しかし、実際にこの言葉が発せられるとき、

「できない」

だけではないニュアンスが感じられます。

この辺りのことが分かると、頼みごとを拒否されたときにも、その原因が探りやすくなります。

原因がハッキリして、それを取り除くことができれば、頼まれてくれるようになります。

ただ単に、ほめたり、おだてたり、逆に脅したり、強制したりしてやらせるのではなく、行動を邪魔する障壁を取り除いてあげることが、お互いをハッピーにしてくれます。

できないのか、やりたくないのか

逆に、「無理・ムリ・むり」というときは、「できる」か「やっても良い」かのいずれか、あるいは両方が満たされないからということができます。

「無理・ムリ・むり」と言われたら、「できる」と「やっても良い」のどちらが満たされていないのかをハッキリさせ、満たされていないモノを満たしてあげれば良いのです。

無理なのは、できないのか? やりたくないのか?

穏やかに尋ねてみましょう。

今日の問いかけ

あなたが無理だと思っていることは、できないからですか? やっても良いと思えないからですか?

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