コミュニケーションを一番頻繁に取る相手は誰?

あなたが、普段から、一番頻繁にコミュニケーションを取る相手は誰ですか?

普段のあなたの生活を振り返ってみてください。

一番頻繁にコミュニケーションを取っている相手は誰でしょう?

職場の同僚ですか?

お客様ですか?

それとも、配偶者?

お子さんや親御さんですか?

一番頻繁にコミュニケーションを取っている相手は「自分自身」

私の推測が間違っていなければ、あなたが一番頻繁にコミュニケーションを取っている相手は、

「あなた自身」

のはずなのですが、いかがですか?

大きな割合を占める部分を改善する

  • コミュニケーションスキルの向上
  • コミュニケーションの改善
  • ミスコミュニケーションをなくす

このようなことを考えるとき、たいていは、他者とのコミュニケーションのことを考えるのではないでしょうか?

しかし、私のお薦めは、まず自分自身とのコミュニケーションを見直すことです。

なぜなら、変化のインパクトが大きいのは、大きな割合を占める部分を変化させることです。

全体の 30% に当たる部分を 50% 改善すると、全体に与える影響は 15% です。(上図の左半分)

全体の 80% に当たる部分を 20% 改善すると、全体に与える影響は 16% です。(上図の右半分)

ということは、大きな割合を占める部分を改善した方が、小さな改善でも全体に与える影響を大きくすることができます。

ということで、自分自身とのコミュニケーションを先に改善する方が、人生に、ビジネスに、生活に、大きなインパクトを与えることができます。

自分自身とのコミュニケーションとは

自分自身とのコミュニケーションとは、具体的にどんなものでしょうか?

例えば、朝、目が覚めたときに、

「あ~、まだ眠いなぁ。もうちょっと寝ていたいなぁ」

と頭の中で考えるのも、自分自身とのコミュニケーションです。

ちょっとミスしたときに、

「しまった!!」

と思うのも、自分自身とのコミュニケーションです。

お客様から、喜びの声をいただいて、

「嬉しい! この仕事してて良かった。」

と喜ぶのも、自分自身とのコミュニケーションです。

使う言葉を吟味する

このような自分自身とのコミュニケーションで大切なのは、使う言葉を選ぶということです。

言葉には、言霊(ことだま)というエネルギーがあると言われています。

それが、本当なのか、どうなのかはどちらでも構いません。

(ただ、自分で発した言葉を一番近くで聞いているのは自分です。言葉を発するために声帯を震わせ、聞くために鼓膜を震わせています。身体に影響を与えていることは確かです。しかも、声帯を震わせている分、他の人よりも大きな影響を受けているのも確かです。)

大切なのは、自分が使っている言葉が、

  • 自分自身に力を与えてくれるものか
  • 自分自身から力を奪うものか
  • どちらでもないものか

ということです。

せっかくならば、自分自身に力を与えてくれる言葉を使う方がお得です。

どんな言葉を使っても、無料なのですから。

自分が自分自身に投げかけている言葉が、自分自身にどのように影響を与えるのか、感じ取ってみてください。

他者とのコミュニケーションにも適用する

そして、自分自身とのコミュニケーションを振り返ったら、次に他者とのコミュニケーションで、自分が使っている言葉が相手にとって、

  • 力を与えるものなのか
  • 力を奪うものなのか
  • どちらでもないものなのか

をチェックしてみてください。

たったこれだけのことでも、あなたとあなたの周囲の空気感が変わります。

パフォーマンスが変わります。

試してみてください。

」「

自分自身との→他者との、に適用。

他者との→自分自身との、にも適用しよう。

おもいやりを自分にも

キャッチボール=自分とも

上手に受け取ることも。

「人から認めてもらえていない」と感じるのは、あなたがあなた自身を認めていないから。

「人から大事にされない」と感じるのは、あなたがあなた自身を大事にしていないから。

「人から乱暴に扱われる」と感じるのは、あなたがあなた自身を乱暴に扱っているから。

」「

あなたはどんな言葉を使いますか?

あなたは、あなたや周囲の人の力を奪う言葉を使いますか?

それとも、力を与える言葉を使いますか?

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