思考の癖発見・矯正-12

こんばんは。木村です。

昨日は、

【ステップ1】「思考のクセ」の素ができるきっかけ
 <パターン2>思考の省力化

の事例を紹介しました。

11の今回は、

【ステップ2】
 「思考のクセ」の素が「思考のクセ」に成長する過程

について説明します。

〜〜〜〜〜

「思考のクセ」の素が「思考のクセ」に成長する過程は、

「思考のクセ」の素である、マイルールの証明と強化の過程

ということができます。

このことを説明する前に、
お伝えしておきたい考えを紹介します。

〜〜〜〜〜

突然ですが、ここで[[name1]]さんに質問をしてみたいと思います。
これは以前、私がある人からされた質問です。

<質問>
年齢も、性別も、国籍も、宗教も、職業も、何もかも関係なく、
誰もが共通して持っている『想い』とは何だと思いますか?

少し考えてみてください。






























考えてみましたか?

ある人からこの質問を受けたときに
私が出した答えは次のとおりです。

1.今よりもっと良く(幸せに)なりたい。
2.人の役に立ちたい。

[[name1]]さんの答えはどんなだったでしょうか?

結論から言いますと、私の答えは不正解でした。

質問をした人は次のように続けました。

「今よりもっと良く(幸せに)なりたい。
 という答えを考えたかもしれない。

 でも、世の中には、自分自身を傷つける人もいる。」

「人の役に立ちたい。
 という答えを考えたかもしれない。

 でも、世の中には、他人を傷つける人もいる。」

と。

その人は続けます。

「今まで、世界中のたくさんの人とお話してきました。
 そして分かった共通の『想い』は、

 『自分は正しい』

 ということです。」

なるほど、納得。
確かに、その通り。

どんなことを考えていようと、
どんなことをしていようと、

『自分は正しい』

という『想い』があるからこそ、
今の今まで生きてくることができたのです。

そして、

『自分は正しい』

という『想い』があるからこそ、
これからも生きていくことができるのです。

『自分は正しい』

が、揺らいでしまえば、自我を維持していることが
できなくなってしまうのです。

〜〜〜〜〜

なぜこのお話を紹介したのかと言いますと、

マイルールを証明し、強化して、
「思考のクセ」になっていく仕組みに、

この『自分は正しい』という『想い』が
大きく関わっているからです。

幼少期のとある出来事から、ときに勘違いで、ときに思い込みから
「思考のクセ」の素であるマイルールを作り出します。

次に、『自分は正しい』という『想い』によって、
作り出された「思考のクセ」の素であるマイルールが
正しいことを証明し、強化することをはじめます。

証明するために、

・証拠集め
・証拠作り

をするのです。

ーーーーー

今日は、ここまでです。

明日からは、

・証拠集め
・証拠作り

とは、どんなことなのかを事例を挙げながら説明します。

では、また明日の19:15ころにメールしますね!
お楽しみに。

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