脳は現実とイメージしたことの区別がつかない

最近、一年後に目標を達成したイメージを繰り返し思い描いています。

今日は、このイメージの力についてお話しますね。

最近、繰り返し、繰り返し達成したときのことをイメージしているので、だんだんとイメージが素早く出てくるようになりました。

また、少しずつ細部までが思い描けるようになってきました。

このイメージングが力を発揮するのは、

「人間の脳は現実とイメージしたことの区別がつかない。」

からなのです。

例えば、500円玉貯金をしていたとします。

あなたが入れた500円玉と私が入れた500円玉は、貯金箱の中では区別が付きませんよね。

それと同じように、現実に経験したこととイメージの中で経験したことは、脳の中では区別が付かないのです。

ということは、現実の世界で繰り返しの練習で上達できるように、イメージの中で繰り返し練習すると同じような効果があり、上達できるのです。

繰り返し練習することで、脳細胞同志の結びつきが強くなったり、最短の経路が開拓されるんですね。

これは、最初は草木が多い茂っていたところに、動物が一匹歩き、二匹歩き、何度も歩き、しているうちに、その通り道だけ草木がなくなり歩きやすくなる、獣道と同じようなことです。

ということで、実際には練習できないことでも、イメージの中で練習することで、上手くなれる。

まだ達成していないことを繰り返しイメージすることで、経験値が増し、出来て当たり前のメンタルができあがるんですね。

そうすることで、目標を達成できる可能性が高まるんです。

これからも、毎日(一日に何度でも)イメージトレーニングをしようと思いました。

あなたは、何をイメージしますか?

その使い方は、

「イメージトレーニング」

です。

イメージトレーニングというと、スポーツの分野のことと思ってしまうかもしれませんが、スポーツの分野でうまくいくのならば、目標を達成するためにも成功するためにも活用できるのです。

もともとスポーツの分野でイメージトレーニングがどのように成果を上げて来たのでしょうか?

例えば、野球、その中でもバッティング練習を思い浮かべてください。

選手は、バッティングフォームを体に覚え込ませるために、繰り返し、繰り返し、素振りをします。

これは何をしているのでしょうか?

脳に、正しいバッティングフォームでバットを振るための回路を作っているのです。

脳は、一つ一つの神経細胞が複雑につながり合って、機能を果たしています。

それを、信号を伝達する回路だと考えると分かりやすいと思います。

最初は、回路がほとんどないところで、バットを振っています。

バットを振り続けていると、バットを振るための回路が出来てきます。

さらに、バットを振り続けいていると、迂回している回路にショートカットができたり、回路が太くなったりして、バットを振る信号の伝達がスムーズになってきます。

ここで、思い出していただきたいのです。

人間の脳は現実とイメージを区別できないのです。

ということは、実際にバットを振ることと、イメージでバットを振ることの区別がつかないということです。

つまり、バットを振る信号の伝達がスムーズになるように、繰り返し、繰り返し、実際に素振りをするのですが、イメージでの素振りでも同じ効果があるということなのです。

これが、イメージトレーニングが効果を上げる仕組みなのです。

」「

レーシングドライバーのイメージトレーニング

サーキットを一周するイメージトレーニングをすると、実際に走るタイムとほぼ同じに一周できるのです。

そして、ハンドルやアクセル・ブレーキを操作する動作をしていないのに、実際に筋肉を動かしているのと同じような脳から筋肉への電気信号が出ているというのです。

」「

バスケットボール選手のフリスロー練習の実験

  1. 実際にシュートを打って練習
  2. イメージの中だけでシュートを打って練習
  3. 何もしない

」「

そして、スポーツの分野ではなく、目標達成や成功するという分野でも、目標を達成したところや成功したところを繰り返し、繰り返し、イメージすることが、実際に体験したのと同じ効果を生むのです。

繰り返し、繰り返しイメージしたことは、実際に体験したのと同じ、ということは、これからチャレンジしようとすることは、脳にとっては既に経験済みなのです。

初体験というのは、不安や緊張があるものですが、繰り返し、繰り返しイメージしたことは体験済みですので、不安や緊張はそれほど感じずに済みます。

さらに、初体験ではうまくできないようなことでも、二度三度経験していることはカンタンにこなせるものです。

このことは、イメージの中で経験していることでも同じことです。

繰り返し、繰り返しイメージすることで、不安や緊張を感じずに、手慣れた感じでこなすことができるようになるのです。

これなら、うまくいっちゃいそうですよね。

これが、現実とイメージを区別できない脳の機能の活用法なのです。

イメージトレーニングでバドミントの技術が向上!

木村さんと初めて会ったときに聞いた話が、イメージトレーニングの話でした。

「人の行動は、その時頭に映し出しているものが良いイメージであれば、行動も良くなる。」

ということでした。

僕はこの話を聞いて早速、バドミントンのイメージトレーニングをしました。

お風呂に入っている時、トイレに行っているとき、その他時間のあるときに頭の中のスクリーンに良いイメージを描きました。

その状態で練習に臨むと、ミスが大幅に減少し、普段できない技を無意識のうちにやっていたりします。

逆にイメージトレーニングをしないで練習に臨むと、ミスが多くなってしまい、反省点の多い結果に終ってしまいます。

約1ヶ月近くの間、良いイメージを持って練習に臨んだ結果、ミスの回数が減り、自分がボロ負けしていた相手に対して通用する技術が一気に身につきました!

本当に本当に驚きです。

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