今回のテーマは、「うまくいく法則」です。
やるべきことを好きになるメリット
夢実現・目標達成のために、やるべきことがある。
それらのやるべきことを好きになることができれば、夢実現・目標達成は楽勝・自動的になりますよね。
では、やるべきことを好きになるには、どうしたら良いのでしょうか?
それを考えていきたいと思います。
やるべきことを好きになる3ステップ
やるべきことを好きになるステップを見ていきましょう。
ステップ1
最初にやることは、「因数分解」です。
学生時代の数学の時間に取り組んだ、あの「因数分解」のように、やるべきことを分析して、これ以上分けることができないくらい、細分化するのです。
例えば、目標達成するためには、営業活動をしなければならないとします。
「営業活動、めんどくさいなぁ。」
と思ったとします。
このままならば、営業活動をするためには、「努力」が必要な状態です。
ここで、「営業活動」を因数分解します。
一口に営業活動と言っても、いろいろな要素・項目があります。
例えば、営業活動の第一歩が、
- お客様と会うアポを取るために、何件も電話をする。
だとします。
これだけを見てみても、
- 電話番号を調べる。
- 電話を掛ける。
- 話す。
- その前に、何をどのように話すかを考える。
- 会う日程と場所を決める。
アポが取れたら、
- プレゼン資料を準備する。
- 会う場所までの道順を調べる。
- 移動する。
- お客様と会って、プレゼンする。
のように、細分化します。
もっと細かく細分化できるかもしれませんね。
そして、細分化した一つ一つの要素・項目を眺めてみると、
- 得意なこと、好きなこと(たくさんやりたい、もっとやりたい)。
- 普通にできること(好きでも、嫌いでもない)。
- ちょっと苦手意識のあること、面倒と感じること(できればやりたくない、絶対やりたくない)。
のいずれかに分類できると思います。
全部の要素・項目が、面倒・イヤだ、ということはないと思います。
ここまでが、因数分解です。
ステップ2
因数分解ができて、①〜③の分類ができたら、③に分類された要素・項目に注目してみましょう。
ここで考えることは、その要素・項目をやらないで済ませる方法はないか?
ということです。
- 他の人(できれば、その要素・項目が好きな人)に頼めないか?
- その要素・項目の前後を工夫して、その要素・項目自体を省略することはできないか?
を考えて、自分でやらないで済むようにします。
ステップ3
ステップ2で、苦手や嫌いな要素・項目を自分でやらないで済むようにできずに、どうしても自分でやらなければならないとしたら、次にやることは、
「その要素・項目がイヤな、苦手な理由を考えてみる。」
です。
例えば、
「アポを取るための電話をするのがイヤだ。」
と感じているとしたら、何がイヤなのか?
- 断られるのが怖いから嫌なのか?
- 知らない相手と話をするのが怖いからイヤなのか?
- 他の理由なのか?
そして、もし断られるのが怖いとしたら、電話を掛ける目的を変えてしまったらどうかを考えてみる。
電話を掛ける目的は、アポを取るためです。
なので、断られたらガッカリしてしまいます。
断られるのはイヤなものです。
そこで、電話を掛ける目的を、勝手に変えてしまいます。
例えば、
「10分間に何件の電話を掛けられるか?」
というゲームにしてしまうという方法があります。
すると、電話を掛ける目的がアポを取るためから、短い時間でいかにたくさん電話を掛けることができるか、に変わります。
もし、断られてしまっても、その分次に早く掛けることができるので、断られること、断られたことが気にならなくなります。
むしろ、断られてしまった方が、数多く電話を掛けることができるので、ラッキーと考えられるようになるかもしれません。
そして、今回は何件掛けられた、というのを記録して、次は記録更新してやろうと、意気込みます。
どうしたら早くダイヤルできるか、などを工夫します。
秘訣は、10分間とか、5分間とか、短く時間を区切ることです。
長目に時間を区切ってしまうと、始めること自体が面倒になってしまいます。
5分とか、10分くらいの短時間にします。
そうすることで、気軽に始められて、集中して取り組むことができます。
あとは、その5分なり、10分なりを時間をおいて繰り返せば良いのです。
ゲーム感覚に変換してしまうことで、電話を掛けることを楽しめるようになったら儲けものです。
このように、やるべきことを好きになれるように工夫してみるのです。
そうしたら、夢実現・目標達成は、自動的になりますよ。
ステップ3の補足
ステップ3で、嫌なこと・苦手なことは、目的を勝手に変えてゲーム感覚にしてしまいましょう、と書きました。
しかし、うまく目的を変えられない、ゲーム感覚にできない、ということもあるでしょう。
そういう場合は、嫌な感情、苦手だなと思う気持ちを和らげる(うまくいけば、無くすこと、逆に好きになることができることもある)イメージワークがあります。
それは、サブモダリティを変更していくというものです。
詳しい方法とその効果は、説明するより体験していただくのが早いのですが、そのためにはコーチングサービスを受けていただくか、セミナーなどでデモンストレーションとして実施するのを見ていただくか、ということになります。
そこを敢えて説明することもできなくはないですが、もう一つの記事が書けるほどのボリュームになってしまいますので、ここでは割愛させていただきます。
今日の問いかけ
あなたは、何を成し遂げるために、どんなやるべきことを、好きになりますか?
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