楽しいことと辛いこと

考えてみてください。

「楽しいことをする」のと「辛いことをする」のと、どちらがあなたにとって自然なことですか?

どちらが抵抗のあることですか?

「楽しいことをする」のが自然なことで、「辛いことをする」のが抵抗のあることですよね。

「いや、私は『何もしない』のが一番抵抗がないです」

ということを考えたあなた。するどいですね。

確かに、「楽しいことをする」のも「辛いことをするのも」面倒くさい。

何もしないのが一番楽で自然で抵抗がない。と思いますよね。

その氣持ちって良く分かります。

私もそう思っていたことがありますから。

でも、ちょっと待って下さい。

そう思われるのはこういった理由があるからなのです。

それは、あなたが今「辛いことをする」のにがんばっているからなのです。

がんばっている証拠なのです。あなたは今がんばっているんですよね。

だから、あなたは疲れているのです。

疲れているからこそ、何もしないで休みたいという欲求があるのです。

だから「楽しいことをする」のにも、「辛いことをする」のにも抵抗があるのです。

そんなときは、どうぞ何もしないで休んでください。

あなたの体と心をゆっくり休ませてあげてください。

それが今のあなたにとって、自然なことなのです。

逆にいうと、今のあなたが不自然なことをしているのです。

自然の法則に逆らってはうまくいくいことはないのです。

自然なことしましょう。

そして、充分体も心も休ませて、疲れが癒されたときには自然と何かをしたくなります。

想像してみてください。

一年間仕事も遊びも何もしないで、休んでいていいよ。

と言われたら、あなたはどうしますか?

「辛いことをする」のに疲れているあなたは、最初の数日、数週間は何もせずにゆっくりと
休むことでしょう。

でも、いずれ、何もしないで過ごしている状況に飽きて、退屈になってくるでしょう。

そして、何かをしたくなります。

そんなとき、あなたは「楽しいことをする」「辛いことをする」どちらを選びますか?

実際、私も体を壊して4ヶ月入院していたことがあります。

入院当初は体を壊していて、元氣がないのでゆっくり休んでいますが、検査データはまだ良くなっていなくても、自覚症状的には良くなってくると、ただ寝ているだけというのは本当に退屈でした。

朝起きて、採血してもらって、朝食食べて、薬を飲んで、点滴して、昼食食べて、検査して、夕食食べて、寝る。

合間の時間は、新聞を読んだり、本を読んだり。テレビを見るのには飽きてしまい。

そんな感じです。退院して、あれをやろう、これをしよう、とイメージを膨らますことが増えていきました。

そのイメージは「楽しいことばかりでした」

このように考えると、

「楽しいことをする」のが自然なことで、「辛いことをする」のが抵抗があることというのは理解していただけいると思います。

(後半)

また、こんな例はどうでしょう。

「辛いことをする」とき時間が経つのが遅く感じませんか?

そして、やったこと以上に疲労感を感じることがありませんか?

一方で、「楽しいことをする」とき、時間が経つのを忘れて集中しますよね。

アッという間に時間が過ぎますよね。

そして、もちろん疲れはするものの、心地よい疲労感を感じるという経験があるでしょう。

このことからも「辛いことをする」のが抵抗のある不自然なことで、「楽しいことをする」のがスムーズで自然なことというのが分かっていただけると思います。

さらに、その成果にも差がでますよね。

イヤイヤやった仕事よりも、楽しくやった仕事の方が完成度の高い結果を出すことができることを経験上お分かりだと思います。

「そんなこと言っても、『好きなこと』『楽しいこと』をしているだけでは、生活していかれないよ」

と思いますよね。

では、お聞きします。

「『好きなこと』『楽しいこと』をしているだけでは生活していかれない」

という考え方も、あなたがダマされ続けいるウソの一つだとしたらどうですか?

そのウソをあなたは信じ込まされているとしたら。

世の中を見回してみてください。

「好きのこと」「楽しいこと」をして生活できている人、成功している人はいませんか?

もし、そんな人がこの世の中に1人もいなかったとしたら、あなたが信じ込んでいることは
本当でしょう。

でも、この世の中に「好きなこと」「楽しいこと」をして生活できている人、成功している人はいますよね。

もしかしたら、あなたの周りにはそういう人はいないかもしれません。

でも、世の中を見回したときには、そういう人は1人や2人ではないですよね。

結構、テレビでみたり、新聞や雑誌、本を読んだり、話を聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたは知らないかも知れませんが、その氣で探せば必ず見つかります。

ということは、どうやら「好きなこと」「楽しいこと」をして、生活する、成功する。

というメニューはこの世の中という食堂のメニューにあるということですよね。

あとは、それをオーダーして、食べることです。

そして、それはあなたにもできることなのです。

もちろん、今すぐ、今の仕事を辞めて、「好きなこと」「楽しいこと」をやりましょうと
言っているのではないですよ。

「好きなこと」「楽しいこと」をして生活することができる、成功することができる。

と信じて、準備をすることで、そのようになっていくことができるということです。

準備は必要です。その辺はお間違えのないように。

「いやいや、『好きなこと』『楽しいこと』をして生活している人、成功している人は特別な人で、私は特別ではないので、そんなことはできませんよ」

と思っているかも知れませんね。

またまた、このセリフですが、その考え方もウソだとしたらどうしますか?

私は「特別な人なんていない」と思っています。

いや、ちょっと違います。

「誰もが特別な存在だ」と思っています。

そして、それが真実だと思っています。

思っているだけでなく、それが真実だということが分かっています。

あなたと全く同じ存在の人がいたとしたら、なぜ同じ人がこの世に2人必要なのでしょうか?

あなたは生まれつき唯一無二の存在です。

双子や三つ子、それ以上だとしても、違った個性を持っていますよね。

一卵性双生児だからといって、全く同じ存在ということはありません。

全く同じ存在だから、片方は不要だなんてことはあり得ませんよね。

誰もが唯一無二で、特別な存在なのです。

あなたにはあなたにできることがあります。

あなたにしかできないことがあります。

そして、それをやるときあなたは「楽しさ」を感じます。

それが自然なのです。

仮に、勉強が嫌いだったとしても、何か1つの分野についての知識に関しては誰に言われた訳でもなく、好きでたくさんのことを記憶している人っていますよね。


それは、その人にできることであり、その人にしかできないことであり、その人は楽しいからそれをしているのです。

例:さかなクン

あなたには、今はまだそういう分野が見つかっていないのかもしれません。

もしかしたら、「自分にはそんなに夢中になれることなんてない」というウソを
信じてしまっているのかもしれません。

信じてしまっているが故に、それを探そうともしていなかったのかもしれません。

でも、あなたは特別な存在です。

必ず、見つかるはずです。

そして、見つかることが自然なことです。

こんな人もいました。

「自分が何にワクワクするのか、それを探すことにワクワクしている」と。

これも1つの考え方です。

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