人の動機は面白い

今回のテーマは、「動機」です。

ある日の病院での出来事(人間観察)

人を動かす動機というのは、面白いものです。

ここから先は、完全に私の推測・妄想なのですが、その男性はそのドクターに会えるのが楽しみで仕方なかったんだろうな、と思いました。

一分、一秒でも早く会いたかったんだ。

それを邪魔する窓口の職員が、鬱陶しくてたまらなかったんだ。

予約時間に遅れてしまったがために、順番を一番後ろにされてしまってはたまらない。

そんなことを考えて、窓口の職員に文句を言っていたのではなかろうか。

もちろん、完全に私の推測、妄想です。

そう考えると、カワイイところもあるのかな、と思いました。

だからといって、何も関係のない窓口の職員に、八つ当たりすることが、許されるワケではありません。

その八つ当たりを聞いていた他の患者(私です)の気分を害しても良い、ということにはなりません。

それでも、人間が行動を起こす動機を知ることで、なぜその人がそういう行動をしているのか、謎が解けるという意味では、興味深い人間観察となりました。

人間の動機

人間が行動を起こす動機としては、

  1. 「不快」を避ける
  2. 「快楽」を求める

のどちらか、もしくは両方です。

例の男性の場合は、

「快楽」=「女医さんと(早く)会う」

です。

なので、その逆である

  • 女医さんと会うのが遅くなる。
  • 女医さんと会うのを妨害される。

は、「不快」となるわけです。

なので、「快楽」を求めて、早く受付処理をして欲しかった。

「不快」を避けるために、窓口の職員に文句を言っていた。

ということが分かります。

ここまで分かれば、男性の行動を理解することができます。

もちろん、理解できることと、許す(許される)・許さない(許されない)ということは別次元のことです。

今日の問いかけ

あなたは自分や他者の動機を考えてみたことがありますか?

関連記事

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP