言ったことより、伝わったこと

今回のテーマは、「コミュニケーション」です。

ミスコミュニケーションは誰のせい?

あなたの日常のコミュニケーションで、

  • 「言ったはずのことを、してもらえなかった。」
  • 「言ったことが、間違って理解されてしまった。」
  • 「褒め言葉で言ったつもりのことが、相手を怒らせてしまった。」

などということはないですか?

そして、このことを、相手のせいにしてはいませんか?

相手の反応が、コミュニケーションの結果である

「相手の反応が、コミュニケーションの結果である。」

という言葉があります。

あなたが伝えたいことと相手に伝わったことが、一致するとは限りません。

コミュニケーションの結果は、

「相手に伝わったこと」

であり、相手がどんな反応(理解や行動)をするか、ということなのです。

あなたが伝えたいことは、相手には分かりません。

だからこそコミュニケーションをするのです。

相手は、あなたの表現を頼りにするしかないのです。

そして、あなたがした表現から、何かを受け取るのです。

このときあなたは、相手がどのように受け取るのかが分かっていないことの方が多いわけです。

ですから、このように表現すれば相手に伝わるだろうと思って表現しても、違うことが伝わってしまうことがあるのです。

そして、違うことが伝わったことの責任は、相手にはないのです。

想像してみてください。

「海」という言葉一つを取ってみても、これだけ伝わることが違うのです。

同じ言葉でも、伝わることが違う

これは、人によってフィルタ(経験や価値観、感情や状態によって決まるもの)が違うことによって起こることなんですね。

だからこそ、表現する側にコミュニケーションの責任があるのです。

「言ったはずのことを、してくれなかった。」

のは、あなたが言ったことが相手にキチンと伝わらなかったから。

相手は、相手が受け取った通りのことはしてくれたのではないでしょうか?

でも、それがあなたの望んでいたことではなかっただけなのです。

褒めたつもりが、相手を怒らせてしまうことも

このように考えると、コミュニケーションって難しい、と思われるかもしれません。

コミュニケーションは難しい?

でも考えてみてください。

あなたが気を付ければ済むことなのです。

あなたがうまくなればいいだけのことなのです。

あなたがうまく対応すれば、うまいコミュニケーションができるのです。

あなたがうまくやっても、改善できないということがホントに難しいことなんです。

そう考えたら、コミュニケーションって簡単なものですよね。

今日の問いかけ

あなたは、うまいコミュニケーションができるようになるために、どんな工夫をしていきますか?

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